ぼくの〈エコ・スタイル〉な住まいのくふう / 〈第2期〉リンビング床暖房…後のリフォーム- ③リビング新装(南西壁面-其の弐-)
-No.0008-
★2020年06月18日(木曜日)
★11.3.11フクシマから → 3388日
★延期…オリンピック東京まで → 401日
★旧暦4月27日
(月齢26.4、月出02:17、月没16:02)
★家具サイズと〈身の丈〉
前回につづいて
リビング南西コーナーのリフォーム。
ぼくのパソコン・デスク。
机サイズを紹介すると。
〇両袖の収納付き脚台=幅340mm×奥行457mm×高さ555mm
※A4対応の抽斗3段にプラス自在収納(自作)
〇天板=厚さ80mm×長さ1460mm×736~765mm(イチイ天然木一枚板)
※旧ワークルームで使用していたものを縮小カット(自作)
※椅子スペースは700mmを確保。
天板上の書棚はニ段構え(前回6月4日記事No.0007を参照)
〇上棚の支えを兼ねた下段は、左右に1つづつ。
幅335mm×奥行200mm×高さ655mm(高さ300mmの棚2段、小さい書籍など用)
〇上棚は通しで1段、幅1460mm×奥行300mm×高さ390mm(大きい書籍およびファイル用(棚上の空間も利用して収納量2倍)
※いずれも壁板に、背板をネジで直付け。
※下段の棚間、デスクトップ・パソコンの奥は、CDケースなどの収納棚
※以上、すべて手づくり。
※デスク上の棚は高さ計1045mm、床から上棚までのデスク全高は1680mm。圧迫感もなく、すべてが軽く手の届く範囲に納まった。
★新しくサイズ設定し直したもの
「机(テーブルも同じ)」と「椅子」の高さを、見直し。
〇机=65cm 〇椅子(座面)=38.5cm
あなたも、いちど測ってみてください。
あなたの机と椅子は、10cmくらいは高いはず。
じつは、ぼくも、そうだった。
家具屋で買ったサイズに、なんのフシギもなく慣れ、自作するときにも、このサイズを踏襲してきた。
そいつを、ちょいと、ゼロから見なおし。
ヒントになる情報を提供してくれたのは、新宿にある生活提案型「リビングデザインセンターOZON」インテリア担当の方(が新聞取材にこたえた記事)。
それによると
➀日本の住宅の平均的な天井の高さは240~250cmで、世界的にも低い部類に入る。
➁そして、いまの若者は背が高くなったといっても、まだ、平均身長は欧米人より10cmくらい低い。
➂プラス、室内では靴を脱いですごす生活習慣のちがいもあるのだから。日本の小ぶりな住まいに、欧米型の家具は無理がある。とくに椅子やテーブルは、日本人の身の丈にあったサイズにすべきではないか。
そこで
専門デザイナーによって提唱されたベスト・サイズ(高さ)というのが。
〇テーブル(机)=61cm 〇椅子37cm前後(座面は広い方がいい)
上記したとおり、一般に普及しているサイズより、ぼくの場合も10cmくらい低くなった。
椅子の高さの「前後」という幅は、体格・体型の個人差を考慮している。
2度目のリフォームにあたって、ぼくはこの提唱にチャレンジしてみたわけだ。
いまある椅子・机の高さに無理はないか(⇒あった)、ならば新しくする高さをもとめる基準はなにか。
➀椅子は、座って膝が気もちよいか(足の裏まで安定するか)。
➁机は、両肘をついたときに気もちよいか(肩は凝らないか)。
なんどか測り、確認を繰り返して(これでヨシ)となったサイズが、上記のとおり。
推奨サイズより、椅子・机いずれも、やや高い。が、無理はない。
気がついたこと(ちなみに、ぼくの身長は171cm)。
椅子は、座った膝に楽に本を開ける(以前は抑えていないと膝から本が滑り落ちる…ムリがあったことになる)。
机がやや高いのは、ぼくが胴長のせいかもしれない、が。もうひとつには、天然木一枚板の天板が8cmと分厚い(したがって椅子に座った膝との兼ね合いが必要になった)こともある。
もうひとつ
わずか10cmほど…にもかかわらず、天井が高くなったのがウレシかった。
……………
なお、椅子やテーブルの脚が短くしたい場合に、切断をどうするか?
スチール製だったら話は別、だけれど。
木製なら、寸法どおりキレイに切れる、便利なサポート道具があるので、紹介しておきたい。
下の写真は、「Z ソーガイド鋸セット」。
専用のノコギリをガイドにセットして使う。
事前に少し練習してから、本番のカットにチャレンジ!