ぼくの〈エコ・スタイル〉な住まいのくふう / 〈第2期〉リンビング床暖房…後のリフォーム-②リビング新装(南西壁面-其の壱-)
-No.0007-
★2020年06月04日(木曜日)
★11.3.11フクシマから → 3374日
★延期…オリンピック東京まで → 415日
★旧暦4月13日
(月齢12.4、月出17:09、月没03:08)
★2度目の改装
わが家のリビングは約5坪(16.562㎡)。これでも、いちばん広いスぺースです。
大邸宅に住んだことはないので、わかりませんが。
部屋というのは、どこも、なにもない状態では広い。けれども、
人が暮らすためのアレコレを備え、置きはじめると、見る見る一気にスペースは縮小、(狭い!…)と唸ることになります。
ともあれ
ふつうのお宅、一代で、同じ部屋を2度リフォームすることはあまりないのでは…
わが家のリビングは、新築のとき、床は下地耐水合板に起毛の敷き込みカーペット、壁が断熱・防音ボードにクロス貼り、天井は軽量の新建材・化粧合板になっていました。
1回目(15年ほど前)のリフォームでは
・床を、15mm厚の落葉松〔からまつ〕の無垢〔むく〕材、本実加工のフローリ
ング張りに。
・天井を、12mm厚の焼杉磨き出し、無垢材の羽目板張りに。
・壁を、15mm厚の桧無垢材(一部に杉材)、本実加工の板張りにしました。
★南西壁面のリフォーム
写真、上段・左が、(15年前)当時の南西コーナー壁面。
上段・中の写真が、一枚板のテレビ台上に造り付けた棚。
このときは、まだ、約100mmある壁の厚みを利用した造りにはなっていません。
背板を直に壁板へ、ネジ留めにした棚箱は、テレビ台の上の空間に飾り棚を…のアイディアです。
したがって大きさは、本ならA5版が納まるくらい。あとはCDや人形など。
大自然のドキュメンタリー映像を好んで視聴するため、大型スクリーンのテレビに買い替えての変化が、上段右の写真。
その後の年を経て、中段・左が〝床暖〟工事に入る前。モノが増えているのがわかります。
中段・中が、リビングの片づけをすませた後。これで、ひとまず、最初のリフォーム後の状態に戻ったわけです。
中段・右は、〝床暖〟工事がすんで、新しくなった床と南西壁面。新たな2度目のリフォームを待つばかり、の状況です。
★リフォームのコツは〈ひと部屋〉を空っぽにすること
手づくりリフォ-ムをはじめるにあたって、まず直面するテーマが、作業場をどうするか?
レンタル工房を借りる手もありますが、自家リフォームの作業場は自家にあるのがいちばん、ですから。こたえはひとつ。
いちばん手ごろな部屋をひとつ、空っぽにして作業場にします。
ウチでは、木工教室にもつかう隣接の工房を作業場にしました。
新たなリフォーム計画では、南西のコーナーは、ぼくのパソコン・デスク。
リビングにデスク…というのはチガウ、と思いましたが。
「寒がりのための〝床暖〟なんだから、寒がり最優先でイイんじゃない」
寒がり…とは、いうまでもない、このボクのこと。
かみさんに勧められて、そうさせてもらうことにしました。
広いスペースをとり、左右両袖に抽斗〔ひきだし〕付きの台を置いて天板を据え、その上に、これも大きな書類&書籍棚を手づくりして設置。
この造作にも、アレコレの工夫があったので、くわしい話しは次回にさせていただいて。
ここでは、ひとまず完成までの第一段階を、お見せしておきます。
……………
業者に頼むリフォームでは、一気に仕上げてもらうしかありません、が。
手づくりなら、急〔せ〕かれることはありません。
計画は計画、予定は未定、アイディアも必要も時とともに変わります。
ですから、あわてずに時間をかけるのがマイ・リフォームとこころえて、気長に仕事をしましょう。
そうですね…納まるところに納まるのに3月から1年くらいは、みておいたほうがいいと思います。